🚀 ChatGPTの始め方
ChatGPTのアカウント作成から基本的な操作方法まで、ステップバイステップで学びます
📧 ChatGPTの登録方法(Googleアカウント連携)
ChatGPTを使うには、まずアカウントを作成する必要があります。 登録は無料で、複数の方法から選択できます。
利用可能な登録方法
ChatGPTは、以下のいずれかの方法でアカウントを作成できます:
- ✓ Googleアカウントで連携(おすすめ・簡単)
- ✓ Appleアカウントで連携
- ✓ Microsoftアカウントで連携
- ✓ メールアドレスで登録
- ✓ 電話番号で登録
この資料では、最も簡単なGoogleアカウント連携での登録方法をご紹介します。
📹 登録の流れを動画で確認
登録手順
ChatGPT公式サイトにアクセス
ブラウザで「https://chat.openai.com/」にアクセスし、 画面右上の「無料でサインアップ」ボタンをクリックします。
「Googleで続行」ボタンをクリック
ログイン画面が表示されたら、「Googleで続行」ボタンをクリックします。 Google認証画面に移動します。
Googleアカウントを選択
使用するGoogleアカウントを選択します。 複数のアカウントをお持ちの場合は、ChatGPTで使用したいアカウントを選んでください。
プロフィール情報を入力して完了
名前や生年月日などの基本情報を入力します。 すべて入力が完了すると、ChatGPTのチャット画面が表示され、すぐに使い始めることができます。
✅ 登録完了!
これでChatGPTが使えるようになりました。 まずは無料プランで試してみて、必要に応じて有料プランにアップグレードするのがおすすめです。
💰 無料プランと有料プランの違い
ChatGPTには、無料プラン(Free)と有料プラン(Plus、Team、Enterprise)があります。 用途に応じて、適切なプランを選びましょう。
| プラン | 料金 | 利用可能モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | ChatGPT 5(Auto/Instant、制限あり) |
基本的な機能は利用可能。
※ メッセージ数に制限あり |
| Plus ⭐ | $20/月 |
ChatGPT 5(すべてのモード) レガシーモデル(GPT-4o、o3など) |
優先アクセス、応答速度が速い。
※ ツール作成にはPlusプラン以上を推奨 |
| Pro | $200/月 |
すべてのモデル + Proモード(研究レベル) |
ほぼ無制限のアクセス。最高性能。 |
※ この他にTeam(チーム向け)、Enterprise(企業向け)プランもありますが、個人で使う場合はPlus以下で十分です。
🎯 ツールを作るならPlusプラン以上を推奨します
理由は、ChatGPT 5のすべてのモード(特にThinking)が使えて、コード生成の精度が高く、複雑な指示にも対応できるためです。
- ✓ ChatGPT 5のThinkingモードで高精度なコード生成
- ✓ 複雑な指示にも正確に対応できる
- ✓ レガシーモデル(GPT-4o、o3など)も選択可能
- ✓ 長文のコードも正確に生成できる
🖥️ インターフェースの説明(左メニュー・設定・新規チャット)
ChatGPTの画面構成を理解しておきましょう。 シンプルな構成なので、すぐに使いこなせるようになります。
📸 ChatGPTのインターフェース全体像
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📁 左メニュー
- • 過去のチャット履歴:過去の会話を確認できます
- • プロジェクト:チャットをプロジェクト単位で整理
- • 設定:アカウント設定やカスタマイズ
💬 中央(チャット画面)
- • メッセージ入力欄:質問や指示を入力
- • 会話履歴:ChatGPTとのやりとりが表示
- • 送信ボタン:メッセージを送信
➕ 新規チャット
- • 「新しいチャット」ボタン:左上の「新しいチャット」ボタンで新しいチャットを開始
- • 話題を切り替える:別の話題に移る場合は新規チャットを立てましょう
💡 ポイント
同じチャット内で複数の話題を混ぜると、ChatGPTが混乱することがあります。 別の話題に移る場合は、新規チャットを立てることをおすすめします。
🧠 モデルの選び方
ChatGPT 5.1が最新モデルです。 高速レスポンスと深い推論能力を自動で切り替え、コーディング性能が大幅に向上しています。
ChatGPT 5.1には、質問の内容に応じて使い分けられる複数のモードがあります。 基本的には「Auto」モードを使えば、自動で最適なモードを選んでくれます。
📸 モデルの選択方法
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💡 モデルの切り替え方
チャット画面の左上に現在のモデル名が表示されています。 そこをクリックすると、モデル選択のメニューが開き、好きなモデルに切り替えることができます。
⚠️ プランによるモード選択の違い
無料プランでは、モードは常に「Auto」に固定されており、 Instant、Thinkingなどのモードを手動で選択することはできません。
Plus以上の有料プランでは、すべてのモード(Auto、Instant、Thinking)を自由に選択できます。
📊 ChatGPT 5.1のモード
Auto ⭐推奨
デフォルト思考時間を自動調整
どんな時に使う?
- • 基本的にこれを選んでおけばOK
- • 質問の難易度を自動判断してくれる
- • 迷ったらこれ!
Instant
瞬時に回答
どんな時に使う?
- • 日常会話
- • 簡単な質問
- • すぐに答えが欲しい時
Thinking
より良い回答のために長く思考
どんな時に使う?
- • コード生成
- • 複雑な問題解決
- • 高精度な回答が必要な時
🔬 GPT-5のProモード
Pro
Proプラン限定研究レベルのインテリジェンス
※ このモードを使うには、ChatGPT Pro($200/月)の契約が必要です。Plus契約では利用できません。
📁 レガシーモデル
ChatGPT 5.1以前のモデルも「レガシーモデル」として継続利用できます。 基本的にはChatGPT 5.1で十分ですが、対話の雰囲気を変えたい場合などに使い分けることができます。
利用可能なレガシーモデル(Plus以上)
GPT-5 Instant
GPT-5の高速モード。瞬時に回答を生成します。
GPT-5 Thinking mini
GPT-5の中速モード。素早く思考して回答します。
GPT-5 Thinking
GPT-5の高精度モード。深く思考して回答します。
GPT-4o
人間らしい対話スタイルが好評。クリエイティブな対話を楽しみたい場合におすすめです。
GPT-4.1
コーディング特化版。プログラミングに最適化されたモデルです。
GPT-4.5
GPT-4.1の改良版。コーディング性能がさらに向上しています。
o3
推論特化型モデル。科学や数学などの複雑な問題に向いています。
o4-mini
高速推論モデル。STEM分野の問題解決に優れています。
✅ 初心者向けおすすめ設定(Plus契約者向け)
基本的に「Auto」を使う
自動で最適なモードを選んでくれるので、迷ったらこれを選びましょう。
対話の雰囲気を変えたい場合
レガシーモデルの「GPT-4o」を試してみましょう。より人間らしい対話が楽しめます。
コーディングや複雑な問題
「Thinking」を明示的に選択すると、より精度の高い回答が得られます。
急いでいる場合
「Instant」で素早く回答を得られます。簡単な質問に最適です。
🎯 GASツール作成にはPlus以上を推奨します
理由は以下の通りです:
- ✓ ChatGPT 5のThinkingモードが使える(高精度なコード生成)
- ✓ 複雑な指示にも正確に対応できる
- ✓ エラー修正時にも的確なアドバイスが得られる
- ✓ レガシーモデルも使えるため、用途に応じて切り替え可能
無料プランでもAutoやInstantは使えますが、制限があるため、 本格的なツール作成にはPlus契約をおすすめします。
💾 チャットの保存とタイトル変更の方法
チャットは自動的に保存されます。タイトルを変更しておくと、後で見返すときに便利です。
タイトル変更方法
左メニューからチャットを選択
左メニューの過去のチャット履歴から、タイトルを変更したいチャットを選択します。
チャットタイトルにカーソルを合わせる
チャットタイトル部分にマウスカーソルを合わせると、鉛筆アイコンが表示されます。
鉛筆アイコンをクリックしてタイトルを編集
鉛筆アイコンをクリックすると、タイトルを編集できるようになります。 わかりやすいタイトルに変更して、Enterキーを押すと保存されます。
タイトルの付け方のコツ:
- • 「メール文章作成_2024年1月」のように、内容と日付を含める
- • 「GASコード生成_Gmail転記」のように、目的を明確にする
- • 「顧客対応_商品A問い合わせ」のように、案件名を含める
📸 タイトル編集画面
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✅ ワーク1
ChatGPTに「今週の東京の天気は?」と話しかけてみよう!
実際にChatGPTに質問してみましょう。どのような回答が返ってくるか確認してください。
質問例:
💡 ポイント:ChatGPT 5はWeb検索機能を使って、リアルタイムの情報も取得できます。 天気予報サイトから最新の情報を検索して回答してくれるはずです。
✅ ワーク2
ChatGPTに文章をリライトしてもらいましょう!
次のキャッチコピーを、①ワクワク系(感情訴求)②信頼系(実績訴求)③ベネフィット系(価値訴求)の3パターンでリライトしてください。
キャッチコピー原文:
プロンプト例:
①ワクワク系(感情訴求)
②信頼系(実績訴求)
③ベネフィット系(価値訴求)
キャッチコピー:あなたのビジネスをAIが加速させます。
✅ ワーク3
ChatGPTでお客様への謝罪メッセージを作成してみよう!
以下のシチュエーションで、お客様への謝罪メールをChatGPTに作成してもらいましょう。
シチュエーション:
プロンプト例:
丁寧で誠実な文章でお願いします。
シチュエーション:商品の発送が遅れてしまい、お客様にご迷惑をおかけしました。
✅ ワーク4
ChatGPTに自分の事業を説明して売上を上げる戦略を考えてもらおう!
あなたの事業内容をChatGPTに説明し、売上を上げるための戦略を提案してもらいましょう。 できるだけ具体的に事業内容を伝えることがポイントです。
プロンプト例:
現在の課題は[課題内容]です。
売上を上げるための戦略を3つ提案してください。
例:
私はオンラインでハンドメイドアクセサリーを販売しています。
現在の課題は、商品の認知度が低く、新規顧客の獲得が難しいことです。
売上を上げるための戦略を3つ提案してください。
💡 ポイント
事業内容を具体的に伝えるほど、より実践的な戦略を提案してもらえます。 「誰に」「何を」「どのように」提供しているかを明確にしましょう。
📝 このセクションのまとめ
皆さん、ChatGPTの始め方について理解できましたでしょうか?
- ✓ ChatGPTはメールアドレスまたはGoogleアカウントで簡単に登録できます
- ✓ ツール作成にはPlusプラン以上を推奨します(ChatGPT 5のすべてのモードが使える)
- ✓ 左メニュー、チャット画面、新規チャットボタンの3つの主要エリアがあります
- ✓ 基本的に「Auto」モードを使えば、自動で最適なモードを選んでくれます
- ✓ コーディングには「Thinking」モード、日常会話には「Instant」モードが便利です
- ✓ チャットのタイトルを変更しておくと、後で見返すときに便利です
次のセクションでは、AIにうまく指示するための4つのコツを学んでいきましょう。 より良い回答を引き出すテクニックを身につけましょう。